きらら子だより ものづくり体験講座〜漆器作品作り〜
- 公開日
- 2012/10/11
- 更新日
- 2012/10/11
適応指導教室「きらら子」
9月6日(木)〜9月26日(水)の毎週1回、計4回にわたってものづくり体験講座(漆器製作)が行われました。講師は漆工上野工房の上野和成先生で、今年で5回目の講座となりました。
今回は、写真立てに青貝を貼ったり蒔絵をしたりしました。初めに、花や動物などの下絵を描き、絵の一部に青貝を貼りました。貝切りでは思うように貝が切れず苦労した生徒もいましたが、「針を斜めに寝かせて手前に引くといいよ。」などと先生がアドバイスをしてくださり、なんとか形を切り抜くことができました。
次に、6色の塗料を使って貝貼りをしていない部分に色を塗りました。線描きをしたり大胆に濃く塗ったりと、図柄に応じて塗り方も工夫しました。
最後に、好きな色の金属粉を付けてみました。きらきらする金属粉をのせると作品が華やかになり、青貝も引き立ちました。上野先生は、どの工程でも子どもたちの様子を見ながら優しく丁寧に指導してくださいました。おかげで楽しく制作を続け、個性あふれる作品を完成させることができました。
作品は、11月3日(土)の「きらら子展示会」で展示します。是非、見に来てください。
<通級生の感想より>
・今年は3回目でしたが一番いい作品ができたと思います。
・上野先生はいつもにこにこしておられて優しかったので安心して作品が作れました。
・先生のアドバイスを聞いていると「さすがプロだなあ。」と思いました。
・写真立ては家で飾って大切にしたいです。