研究室日記

2025年12月4日仕事日記

公開日
2025/12/05
更新日
2025/12/05

仕事日記

 5時30分の目覚ましで起きる。軽食して家を出る。7時頃に研究室に入る。8時15分頃に1限・2限の「教育課程論」のゲストにお願いした鈴木中人さん来研。お互いに近況報告をして講義室へ。その状況について、 鈴木中人さんがFBに次のように書いていただけた。大感激!

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 玉置崇先生のお招きで、岐阜聖徳学園大学で「いのちの授業」。1限目は講演、2限目は二人の対談形式。人を育てる、生きるに思いをはせる、そのお姿と見識に胸熱くです。

一昨年、大学の会議中に倒れて心臓の緊急大手術をしました。もし一人でいたら、いのちはなかったでしょう。生かされた自分、生かされている自分、どう生きていくかを心底思います。みなさんは、将来、教師として子どもたちに『いのち』を教えます。子どもの自殺者数は500人を超えている。人との出会いを通じて、いのちに向き合い、自分を内省する。そして、自分なりに、『生きる』を導く『いのちの授業』を子どもたちに届けてあげてください」と、学生にエール。


 その後、ご自身の「いのちの授業」動画(いのちをバトンタッチする会制作)、著書「いのちの授業をつくる」(玉置・鈴木中人共著)を使って、学生と双方向で「いのちの授業」の意味・観点・進め方を指導。学生は全員真剣な表情です。授業終了後、机の上の消しゴムカスを集めて持ち帰り、私に黙礼して退出していきます。本当に自然体に。まさに、人間教育の国宝タイムでした。


 玉置先生は、授業づくり・学校経営の名人として知られる教育界のリーダーです。今年度、定年前に退職。来年4月からは、講演・執筆・授業指導などに専念=人生出発されます。ぜひ、玉置先生の「いのちの授業づくり」のバトンをお受け取り下さい。教育落語も国宝レベル!玉置先生、ありがとうございます。大エールです!!

玉置先生の「いのちの授業」動画 ここをクリックしてください。

◎講演、執筆依頼はこちらに

tamaoki.ritl@gmail.com

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 鈴木さん、ゼミ生との昼食後の13時から14時までゼミ開催。今日は教師としてスタート直後から役立つ授業技術を紹介。技術の背景にあることを伝え、ロールプレイを通して実際に活用できるように学び合う。


 14時30分頃に大学を出る。15時30分前に帰宅。16時から30分間ほど、EDUCOMの久保さんと12月6日(火)に「教育課程論」のゲストに来ていただくためのオンライン相談。「教師が楽しまないと良い授業ができない」と知見を伝える(笑)。


 「教育課程論」の振り返り読み。鈴木さんの話に大いに刺激を受けた学生ばかり。いのちの大切さを伝えることの重要性と難しさに言及している記述多し。自己開示も多い。僕の授業動画への率直な意見もあり。鈴木さんのおかげで充実した時間になったことに深謝しながらチェック。


 20時からオンライン会議。「学校からの依頼を受けて学校・授業改善のために動く者たちのコミュニティーを作ろう」という意図の事前打ち合わせ。方向性が決まり、それぞれで動くことにする。