研究室日記

2026年3月3日仕事日記

公開日
2026/03/04
更新日
2026/03/04

仕事日記

 5時に目覚め。軽い朝食をとって大学へ向かう。7時前には研究室着。自宅へ持ち帰る電気ポットの掃除。電子レンジは市ジモティーへ提供する予定で清掃。冷凍庫内の霜をとるために電源を落として、ポツポツと落ちてくる水を受け取る器を用意。あと少しで研究室撤退作業完了。


 落ち着いたところで、いくつかのメール返信。4月早々に訪問する学校からの具体的な依頼があったり、年間計画が送られてきたりの日々が続いている。


 本日は第8回目となる本学教育フォーラム「令和時代の教育をリードする」。僕にとっては最後のフォーラム企画・進行となるので、フォーラム立ち上げの経緯を書いておきたい。


 フォーラム立ち上げの発案は、本学の認知度を高めるため。大学赴任時に愛知で県教委や校長を務めていた僕への水面下の指示は、愛知で「岐阜聖徳学園大学」を広く知っていただく企画立案と実行。そこで始めたのが、この教育フォーラム。第1回教育フォーラムは2017年6月4日。立ち上げの思いから当日までを仕事日記に書いているので、ここで紹介しておきたい。ぜひお読みください。青字は当日の動き紫字はそのときの思い


 5時起き。奈須先生の本を読み、ネタ仕込み。7時前に家を出て、8時に名古屋ルーセントタワーへ着。教育実習課の皆さん、ゼミ生と合流。搬入作業。8時20分から打合せ。8時40分から準備開始。映像、音響などの段取り。会場レイアウト判断。実習課の皆さんとゼミ生には頭が下がるばかり。

 午前に企画した「若手教師向授業づくりセミナー」は70名ほどの参加あり。実はこんなに来ていただけるとは思ってもみなかったこと。鈴木先生進行のもと、小林先生、芳賀先生と共に映像を見ながら、小林実践を価値づけ。

 終了後、さっそくレイアウト変更。いくつかのお願いをして、ゲストの奈須正裕先生、柴田好章先生お迎えの準備など。学長、副学長には午前から盛況であることを報告。「参加型アクティブ討論会」の打合せは30秒ほど。

 開演の13時には、会議室満席。さらに椅子を入れて200名ほどの参加者。奈須先生の講演は、実にわかりやすく、新学習指導要領のとらえ方を明示するもの。この内容なら本は売れるはず!と確信。予想したとおり、50冊完売。ちなみに談慶師匠との本は早々に売り切れ。算数本も24冊も売れた!


 「参加型アクティブ討論会」の進行役。それぞれに主張ある4名の皆さん。困ったら無茶ぶりすればよいと思いつつ、笑いもとりながら、えぐっていきたいと思い、全神経を使って、先を予想しながら展開。締めくくりは、本学の今後だ!と心に浮かんで、龍崎先生に耳打ち。無事70分間終わる。


 討論会の続きをコーヒー、ジュース、お菓子なども用意してしていただこうと企画した情報交流会。大盛況といってもいい状況で、見ているだけで疲れがぶっ飛ぶ。終了時刻のお知らせ。お礼を述べて、大きなフォーラムを終える。


 17時30分から登壇者と実習課で懇親会。奈須先生、柴田先生とたっぷり話すことができた。奈須先生は大の落語好き、そしてジャズ好きとわかり、僕は勝手にさらに親密感が高まる(笑)。柴田先生ともぜひとも今後もつながりたいという授業研究の話ができて、満足の2時間。そして、体いっぱいに疲労を感じて、体を引きずるように(笑)帰宅。企画指示を受けてから今日までを振り返る夜。

***

 さて、どのような催し物をしたら、タイムリーで教育系の大学らしい企画になるのか。予算はどれほど必要なのか。原点に返って、何のために何をするのかなど、企画書を作る前に悶々とした日々。

 企画が通って動き出す。まずは日程と会場決め。経験からルーセントとしたが、大きな会場を取り過ぎたかなと心配でしかたがなかったころを思い出す。講演者を考えたり、パネルの登壇者で悩んだり。チラシ案で苦しんだり、募集方法で眠れなかったり。情報交流会の段取りで奔走したり。講義後、一人ルーセントタワーに来て、会場下見をして、いろいろとシミュレーションをしたこともあった。一人でやっていたら倒れると思い、本格的に動き出さなくてはならない時期も迫り、組織で動いていただけるように上部にお願いをしたり。

 なんせ本学初の愛知(名古屋)でのこうした企画。指示を受けたとはいえ、やるからには、質の高く、参加していただいた方が喜んでいただけるものにしたい。また、愛知で頑張っておられる本学卒業生の皆さんのためにも、勢いがある催し物にしたい。この気持ちだけがモチベーションとなって動いていたあの頃。

 神様は助けてくれるものだ。僕が実習委員長であることもあって、実習課が精力的に動いていただけるようになった。冷静に考えれば、なぜ実習課?というところだろうけど(笑)。課長さんが知らない間にチラシ作成・印刷にあたって業者さんと打合せ。そして僕にプロ作成によるチラシ案を見せていただけた。参加募集方法も決まり、そこから、僕の気持ちは一気に楽になり、気分は上昇。よし!という妙な強い気持ちに(笑)。

 午前中の企画は、言い出しっぺの僕の気持ちを十二分に察していただいて、こちらは鈴木先生が授業収録から資料作りまで、すべて段取りよくやっていただけた。実のところ、事前に授業映像を見る余裕はまったくなく、セミナーで初めて小林実践を見たという具合。

 こんな状況で迎えた当日。ゼミ生も8時から17時まで、実によく動いてくれた。有り難い、有り難いという言葉に尽きる。 嬉しい言葉が届く。かなり前の卒業生の方が言われたそうだ。「愛知でこんなに素晴らしいフォーラムを開いていただき感激しています」と。この言葉だけで十二分に嬉しい。


 こんな思いで始まった教育フォーラムも今回で8回目。コロナ禍があったことでオンライン企画となったが、これも本学を全国に知っていただく上では大いに効果あり。今回の講演者の文部科学省初等中等教育局視学官・水谷尚人先生とは以前からつながりがあって、いつも以上にシンポジウムでも突っ込むことができた(笑)。自分としては大満足のフォーラム。あらためて皆さんに深謝して横になった夜。


 なお、今回のフォーラムはすべて見ていただけるように配信を始めている。2時間30分の視聴に十分に耐えられる内容と自負。お時間を作ってどうぞご覧ください。ここから見られます。