第1回教師力アップセミナー(金大竜先生)に参加して(石川)
- 公開日
- 2016/05/26
- 更新日
- 2016/05/26
学生の学び
先日、第1回教師力アップセミナーに参加させて頂きました。今回の講師は金大竜先生でした。
左右のペアをA、前後のペアをBとするペアつくりから始まりまった今回のセミナーは、話し合いの場や例が多く、イメージをもって考えることが出来ました。また、自分の「観」や「視野」の狭さを知ることもできました。
金先生は「見えないと指導できない。」「色々なことを予想していないと対処できない。」ということをよくおっしゃられていました。私もその通りだと思いました。
しかし、金先生が挙げてくださった例えは、どれも一方向からしか考えることが出来ず、自分の「観」の狭さを実感しました。教師の知らないことや、柔軟な思考が出来ないことで、こんなにも子ども達を取り巻く環境を壊すことになると思いました。
例えとして「では話をやめてください。」という教師の声掛け後の子どもの反応について挙げられていました。
金先生の考えとしては、
・すぐに話し合いが終了した場合…話し合いが盛り上がっていなかったのではないか?
・中々話し合いが終了しなかった場合…「話を聞いていない。」又は「話し合いが盛り上がっている。」
とのことでした。
私は、すぐに話を聞く態勢にならない=話を聞いていない。だと思っていたので、この金先生の考えには驚きました。今まで自分が受けてきた指導や、教師とはこうあるべきだ、という思いから偏った考えになると思い、まずは、固まった頭をほぐす必要があるなあと感じました。
セミナー最後には『よしあしの 中を流れて 清水かな』という言葉とともに「歩き続けることが大切」とおっしゃられました。これから「善し」「悪し」の両方を経験し、人間的に大きく成長していきたいと思いました。
常に笑いの絶えないとても楽しいセミナーでした。とても貴重なセミナーをありがとうございました!(石川)