教育と笑いの会に参加して(佐藤)
- 公開日
- 2017/01/27
- 更新日
- 2017/01/27
学生の学び
昨年12月10日、「第4回 教育と笑いの会」に参加させていただきました。今回が4回目の開催ですが、私自身は初めての参加だったので、この日を心待ちにしていました。
プログラムは以下のように進められました。
○野口芳宏の(しっかり)笑える教育の話
遠足の時におやつを食べても良いか聞きに来る子どもの話を、巧みな話術で広げ会場の雰囲気を盛り上げて下さいました。
○志水廣の(微妙に)笑える教育の話
綾小路きみまろの仮装から、ユーモアを交えて授業で教師がよく使いがちな三段活用「分かった?」「分かったね?」「分かっただろ?」といったお話をして下さいました。
○大西貞憲の笑えない(笑ってられない)教育の話
大西先生の実体験を基にしたお話で、今では考えられない事実に確かに笑えない(笑ってられない)と思ってしまいました。
○池田修の(笑える)教育ワークショップ
共通項を探し出す言葉遊び「なぞかけ」を行いました。自分ではなかなか思い付きませんでしたが、人のを聞いて「あーなるほど!」と納得する発見がありました。
○愛狂亭三楽と愛狂亭ふくらの落語(師匠と弟子)
玉置先生とふくらくんの落語を見るのが実は初めてで、絶妙な掛け合いがとても面白かったです。
○プロの落語を楽しむ 桂雀太(滑稽噺)
プロの落語を見ることも初めてでしたが、1人で何役も演じられていながら全く飽きることなく最後まで笑ってしまいました。
○プロの落語を楽しむ 林家花丸(人情噺)
落語=笑いのあるもの。そんな私のイメージを覆すものでした。最後には感動する場面があって、思わず引き込まれてしまいました。
これだけボリュームのあるプログラムながら、時間が過ぎるのはあっという間でした。「教育と笑い」一見すると結び付くとは考えづらい両者。しかし、子ども達を惹きつけたり、教師の話を子どもにきちんと理解してもらうためには、話術・話芸を身に付けていく必要があることを、私自身再認識することができました。野口先生の言葉をお借りすると、経験を意図的に積んで整理することで、話術・話芸をはじめとする「力」が付くことを忘れずに、様々なことにトライしてみようと思います。(佐藤)