研究室日記

2月24日愛される学校づくりフォーラムに参加して(吉田・江口)

公開日
2018/03/31
更新日
2018/03/31

学生の学び

 こんにちは。今回は、2月24日に行われた愛される学校づくりフォーラムで学んだことを吉田と江口だ書かせて頂きます。

 私は、午後の模擬授業について書きたいと思います。まず、寺坂くんの授業は本当にすごいと感じました。社会が苦手な私でも学びたいと思うような授業展開になっていました。そこで、何がそのような気持ちにさせたのか考えてみると、二つパッと思い浮かびました。

 一つ目、児童と教師の関係性です。もちろん2年もゼミ生は一緒にいるので、どのような特徴があるか分かりきっているかもしれません。しかし、児童を見る視点がとても良かったからこそより良い展開になったと思いました。例えば、発表者が言い終わったあと、その発言で終わるのではなく、頷いていた児童、首を傾げた児童、困った顔をした児童にしっかり視点を当てて発言が途切れないよう繋げていました。一つ一つの発言で途切れないからこそ、より深いところまで考えられる授業になっていました。

 二つ目、自由度の高さです。多くの資料が配布され、そこに止まることなく、インターネットも使用してもいいと許可が出ました。資料以外に予想を立てた児童の発想を無駄にすることなく自由に調べることのできた環境がとても良かったと思いました。

 また、野木森先生と和田先生の授業は、観覧席からでも一緒に考えたくなるような、吸い込まれていくものでした。子どもの発言を意識しながら次の発問やまとめをしていて、事前に用意した言葉ではなく、その場の言葉で授業を作り上げていくことに感動しました。 (江口)



 私は今回で玉置ゼミとして学ばせていただく、最後の勉強会となりました。今回は午前と午後の2つに分けて、記事にさせて頂きます。

 まず、午前の部です。講演会では、新学習指導要領と4つの観点からの発表でした。新学習指導要領のキーワードとして「予測困難な社会」という言葉からそんな社会で生きていく子供を育てる学校ではどんなことをしていくべきなのかということを分かりやすく教えていただきました。特にICTの活用の部会では「わかるために使うICT」から「学習者が思考・判断・表現をするためのICT」という考えを聞き、4月の学校現場でどんな活用ができるかと考えるきっかけをいただきました。
 
 次に午後の部です。午後は模擬授業を中心に「主体的・対話的で深い学び」を生み出す授業改善について考えました。その中で「寺坂君の子供を待ち、1つ1つの反応をちゃんと見る姿勢」「和田先生の子供の言葉で動いていく授業展開」「野木森先生の実験の説明をしすぎず、事象と子供が対話する環境づくり」など子供の姿を大切にする授業が子供をイキイキとさせていくのだと改めて感じました。全て私ができるわけではないと思いますが、将来自分なりにできるよう頑張りたいです。
 
 最後になりましたが、これまで多くの場所・経験を本ゼミでさせて頂きました。私がこうやって頑張ることができたのは、私に関わってくれた方のおかげであると思います。本当にありがとうございます。私は地元に帰りますが、ここで学んだことを大切にしつつ、より成長できるように頑張ります。ありがとうございました。(吉田)

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