研究室日記

10月9日4期生後期ゼミ加藤諒太君の模擬授業の記録(鏡味)

公開日
2019/10/19
更新日
2019/10/19

学生の学び

 こんにちは!4期生の鏡味です。今回は、加藤諒太くんの模擬授業の記録を書きたいと思います。

 模擬授業は小学校4年生の社会科、警察と消防についてでした。授業内容は、警察と消防について学んだ最後の時間で、警察と消防の絵が書かれたポスターについてキャッチコピーを考えるというものでした。展開の中で警察と消防の役割を資料やペアワークの中で復習してから、キャッチコピーを考えるという授業でした。

 諒太君の授業で良かった点が3つあります。

 1つ目は、授業規律を整える声かけがあったことです。授業の最初に、「聞く姿勢とっても素晴らしいね」の声かけがあったり、全員が先生に体を向けるまで待ったりしていました。教師の声が子ども達に通らなければ授業は成り立ちません。改めて授業規律を整えることの大切さを感じました。

 2つ目は、指示が明確であったことです。今回はパワーポイントを使いどのように子どもが活動を進めていくのか番号をふってきちんと提示してありました。特に活動の多い授業では指示を黒板に明確に書くことはとても大切だと学びました。

 3つ目は、活動の中の付箋の色です。今回は、青と赤と黄色の付箋を用意してありました。そして青の付箋には警察の役割を、赤の付箋には消防士の役割を、黄色の付箋には共通する役割を書かせていました。色で視覚的に分かりやすくすることが大切だと分かりました。

 玉置先生からは、「あまり複雑にせず、いきなり警察と消防の役割を考えさせてもいいのではないか」という助言がありました。その方がポスターを作る上で大切なキャッチコピーも考えやすいということを学びました。

 諒太君の授業から、きちんと授業の基本である規律を整えること、子どもがどのようにしたら授業を受けやすくなるのか子どもの目線に立って考えることが大切だと学びました。再来週私の模擬授業があるので、今回の学びを生かし、諒太君に負けない授業ができるよう頑張ります!(鏡味)

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