研究室日記

第4回 6期生玉置ゼミでの学び(名桐)

公開日
2020/05/30
更新日
2020/05/30

学生の学び

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 こんにちは。玉置ゼミ6期生の名桐です。投稿の間隔が空いてしまい申し訳ありません。この投稿では、第4回のゼミの内容報告をしていきたいと思います。

 皆さん、自分が学生だったとき、先生からの「グループに分かれてください」という指示にどういう反応をしていましたか?—私は、グループ活動が凄く好きで、授業が楽しくなる予感がしてワクワクしていました。他の子の表情や実際の活動内容を見ても、皆もそう思っていたのではないでしょうか。子どもの頃はそういった、自分たちで学びの空間を作るという時間がとても意欲的になれる瞬間でした。

 では、次は自分が教師になったらグループ活動についてどう思うでしょうか。私は、子供の頃の経験から「様々な意見を交えさせたい」であったり、「活気のある授業展開にしたい」と考えた結果、グループ活動にあり着くと思います。そういった便利なグループ活動も、いくつか落とし穴があります。これは教師目線で考えたときのことです。

 例えば、子どもたちが授業の目的とは全く逸れていたことをしていたとき。これは、グループ活動を行う際の最も懸念すべき事態でしょう。子どもたちは、グループの形になると気が抜けがちです。私もそうでした。そういった先のことを見据え、教師は段取りをつけた指示を出すことが大切です。ですから、グループのメンバー皆の主体性を育むような指示をだし、皆がそれぞれ違った意見を考え持つような活動にしたいと思います。(私自身、主体性を育むような指示とは何か模索中です)

 授業を展開するのは教師の役目であり、授業を作るのは子どもたちの発言や行動です。子どもたちの純粋な疑問や意欲をしっかりと繋げ、主体性に富んだ授業を作れるよう頑張ります。(名桐)