研究室日記

6月19日 6期生zoomゼミでの学び(中江)

公開日
2020/07/02
更新日
2020/07/02

学生の学び

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 こんにちは!6期生の中江です。最近外に出てみるとクチナシの花の香りがします。クチナシは夏のお花なので、もう夏の始まりなんだなあとしみじみしてしまいます。

 さて、今回は6月19日の6期生zoomゼミでの学びを記事にしました。今回のゼミで私は初めて道徳の模擬授業をさせていただきました。その中で学んだことをまとめます。

 私が模擬授業の中で扱った教材は「おひめさまと少年」というお話で、わがまま勝手に暮らしているおひめさまがみんなに慕われる女王様へと変わるという内容です。この教材から子どもたちに学んでほしいことは、「生活習慣を正すこと」でした。教材から学んでほしいことに結びつけるのが私にはとても難しかったのですが、登場人物のおひめさまの生活習慣と町の人々の生活習慣を比較できるようにもっと工夫が必要だったように思います。道徳の授業の中で子どもたちの考えている様子を1番見ることができるのは子どもたちにゆさぶりをいれる時間だと思います。しかし、私の授業ではそのゆさぶりの仕方がうまくいかなかったように思います。ゆさぶるための質問が難しかったり、授業のゴールである「生活習慣を正すこと」に繋がりにくかったりなどの問題がありました。具体的な内容で問いかけたり、言いまわしを変えたりなど分かりやすい発問を目指そうと思います。

 また、子どもが難しくて悩んでしまう場面で教師が反省するだけではなくて、子どもが考えこんでしまうことはしっかりその問題について向き合っているということなので、その姿勢を認めて子どもを褒めることが大事なのだと学びました。

 そして今回道徳の模擬授業を考えてみて、教材研究がどれだけ重要なのか勉強する機会になったと感じています。教材をさらっと読んだだけでは最終的に子どもに学んでほしいことは何か、どこに注目してほしいのか、全然見えてきません。教材に教師の工夫が入ることで子どもに伝わりやすい、また学びにつながりやすくなるのだと思いました。道徳に限らず他の教科でも教材研究を大事にしたいです。

 今回のゼミでも深い学びをすることができました。自分の課題を見つけることができたので次はそれを活かせるように授業づくりをしていきたいと思います。いつもご指摘をくださる玉置先生と6期生のみんなには感謝しています。(中江)