部分肯定
- 公開日
- 2015/06/06
- 更新日
- 2015/06/06
学生の学び
来週開催の教師力アップセミナー講師である志水廣先生の『子ども、教師、学校が変わった「○つけ法の」の奇跡 ー「どうせできねーもん」からの脱却ー』を読みました。
この本では○つけ法の理論や実践が書かれています。
その中で印象に残っているのは「部分肯定をする」ということです。○つけ法では×をつけず、部分肯定の○をつけます。
例えば3桁の筆算で答えが間違っていたとしても、「なるほどね、1の位は合ってるよ」と部分肯定の声かけをして1の位に○をつけます。算数が苦手な子にとってたとえ一部分であっても自分のノートに○があるということはとても嬉しいことだと思います。
この本には実際に○つけ法を実践したノートの写真も載っていて先生方がどのように○をつけているかを知ることができます。
私は今まで算数のノートで○がある場所は答えのところだけだと思っていました。しかし、子どもたちのノートには考える過程で書かれた絵や図、途中の式などいろいろなところにたくさん○がついています。
私も子どもたちの「できる」を見つけて認めることのできる先生になりたいと思いました。(渡部)