研究室日記

1月21日 第6回教師力アップセミナーでの学び(古賀、石上)

公開日
2023/02/02
更新日
2023/02/02

学生の学び

 こんにちは、9期生の古賀です。1月21日に行われた教師力アップセミナーでの学びについて書いていきたいと思います。
 
 今回は、盛山隆雄先生に「教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業」というテーマでご講演をいただきました。よりよくねらいを達成するためや子どもの意欲を喚起するための教科書アレンジで、具体的な方法を実践例を基に学ばせていただきました。1年生の繰り下がりのある引き算での実践例は、とても魅力的かつ刺激的で子ども視点でどんどん引き込まれていきました。また、授業展開の仕方も大変参考になり、早く授業をしてみたいなと思いました。

 また、教科書アレンジの仕方の中で、日常生活の場面に適しているか確かめること、単純な習熟の問題に付加価値を与えること(解きたくなる工夫や数学的な見方・考え方を働かせる法則がある問題を扱う)など、今までの私になかった考え方を多く学ぶことができ、とても実りあるものになりました!授業づくりの際は、ねらいから確認し、これをよりよく解決するためにどうするか?という視点を持ち続けてこれからも学び考えていきたいと思います。盛山先生、貴重なお話をありがとうございました。(古賀)


 こんにちは。9期生の石上です。今回は、1月26日に行われた第六回教師力アップセミナーで盛山隆雄先生のお話から得た学びについて書いていきます。

 今回のセミナーでは、授業における教科書を軸とした様々な指導方法を学びました。中でも印象的だったのは「くり下りのある引き算」で、引き算の答えを小さい順に並べるとどんな言葉になるかというものでした。このような教科書にある問題を身近なものに置き変えてみたり、一文字隠してみたりするなど、少し視点を変えて工夫すると子どもたち同士の議論が活発になり、学びが深まると感じました。

 セミナーで学んだ全ての方法が、その授業時間で子どもたちにどんな力をつけさせたいかや、何を達成させたいかをしっかりと押さえつつ、算数が苦手な子も得意な子も、全員が参加できるような授業展開になっていました。また、「この方法でやってみたい!」「こうしたらどうなるの?」など、子どもたちの生きた反応を活かし、子どもたち自身が主体となった授業を展開していくための授業構想が重要だと改めて感じました。

 盛山先生、今回は貴重なお話をありがとうございました。(石上)

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