10月9日教師力アップセミナーでの学び(澤本、前野、安藤)
- 公開日
- 2023/10/29
- 更新日
- 2023/10/29
学生の学び
【澤本】
こんにちは!8期生の澤本です。もっ!12時間後は飛行機の中だなーって思いながらパソコンとにらめっこしています。(笑)10月9日に行われた教師力アップセミナーについて記事を書かせていただきます。
今回は野口芳宏先生に講演していただき、授業技術ついて学びました。私は、卒業論文でもテーマにしている「教師の話術」に着目しながら野口先生の技術を盗みたいと思っていました。
野口先生の話術は抑揚や間が絶妙で話に引き込まれていきました。また、説明をするときは、比較しながらわかりやすく話されていたり、自分の主張を短く表現されていたりしました。しかし、野口先生は「特に意識はしていない」とおっしゃっていて自然と聞き手をつかむ話し方をされていることを知り、驚きました。
授業の本質として学力形成と述べていて、「学ぶって楽しい」と子どもが思える授業が大切とお話されていましたが、まさに野口先生の講演は話し方がうまいため、「学ぶって楽しい」と思いながら学ぶことができました。野口先生のような話し方に少しでも近づけるようにこれからも学んでいきたいと思います。(澤本)
【前野】
こんにちは!8期生の前野です。10月9日に第4回教師力アップセミナーが行われました。今回は『教育界のレジェンド「野口芳宏先生から学ぼう!」』ということで野口先生が3部構成の講演をしてくださりました。昨年の野口先生のセミナーは参加できなかったので、今回のセミナーを楽しみにしていました!1日かけてのセミナーでたくさんの学びがありましたので、記事にしていきたいと思います。
様々なことを学んだ中で印象に残ったのは、教材内容と教科内容のお話です。国語科では教材内容と言われる教材そのものについて学ぶ機会が多く、国語科特有の学習用語等の教科内容を学ぶ機会が少なくなってしまっているということを学びました。教科書に出てきた言葉から派生して、関連する言葉をどんどん授業内で学ぶチャンスを作っていくことで、より多くの教科内容を学べるようにしていかなければいけないと感じました。これはゼミで学んだ「子どもが社会に出たときにも役立つことを教える」ということに通ずるなと感じました。ある作品だけで生かせる知識ではなく、どんな作品だったとしても生かすことができる知識を教えるという意識で授業内容を考えていくことが大切だと分かりました。
第3部では野口先生と玉置先生の対談形式で質疑応答が行われました。様々な質問に鋭く、時には笑いも交えながら答える野口先生とそれに答える玉置先生の対談で、あっという間に時間が過ぎてしまったように感じました。教員として大切にしてほしいことは何かという質問に、野口先生は「根本・原点・本質を考えること」だと答えていらっしゃいました。この「根本・原点・本質」は今回のセミナーで何回か出てきた言葉です。授業でも学級経営でも、ねらいは何なのか、これをする意味は何なのかを突き詰めて考えてから行動に移していくことが大切なのだろうと感じました。
講演の後には野口先生を囲んで食事会が開かれました。そして、その座席が野口先生、玉置先生と同じテーブルでした!こんな機会は二度とない!と終始緊張しながらではありましたが、野口先生と様々なお話をさせていただき一生忘れない思い出になりました。野口先生、本当にありがとうございました。
今回のセミナーでは、念願だった野口先生の講演を生で聞くことができとても光栄でした。今回学んだことを1つでも多く、教壇に立ったときに生かせるようにしていきます!(前野)
【安藤】
こんにちは、8期生の安藤です!先日、教師力アップセミナーに参加させていただきました。ご登壇された野口芳宏先生からの学びを早速記事にしていきます!
〜話術〜
野口先生のお話はいつも不思議と引き込まれます。それは先生の話術に秘密がありました。1番大切なポイントは「間」です。先生は“何となくやっている“と仰っていて驚きました。音読、説明、会話など話す際は間を意識して聞き手を意識できるようにします!
さらに「比較対象をつくる」のも話術ポイントの一つです。比較対象があるとイメージしやすく、とても分かりやすかったです。もう一つは「端的な表現」です。“知識の安定的行為化”といった先生自身の表現で最後、内容を短くまとめて次の内容へ進んでいました。特に話の最後の言葉は印象に残るので、キーワードでまとめることの大切さを学びました。
〜話し合い〜
話し合いで大切なのは「根拠」と「立場を決める」ことです。話し合いは、漠然と進めてはいけません。何をどのように捉え、どのように考えたのかが大切です。中身のない話し合いになっていないか注意していこうと思いました。
また、全員参加の話し合いをするためには傍観者をつくらないことがポイントです。そのために○か×をノートに書かせて自分の立場を決めます。自分の考えをまずはノートに書くことで、傍観者対策になります。さらに書く作業は授業中のアクセントになり、子どもが授業から離れていく対策にもなると学びました。
他にも野口先生からここに書ききれないほどたくさんの学びがありました!学びを実践し、私も授業名人になれるように精進してまいります!今回もありがとうございました!!(安藤)