研究室日記

10月14日第4回教師力アップセミナー(野口芳宏先生)での学び(古川・岡田)

公開日
2024/11/04
更新日
2024/11/04

学生の学び

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「感化」

こんにちは!9期生の古川です。今回は10月14日に行われた教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は、教育界のレジェンドである野口芳宏先生にご講演いただきました。去年に引き続きお会いするのは2回目ということでずっと楽しみにしていました!

 

私が印象に残っている言葉が2つあります。1つ目は、

 

「書くことは自己決定」

 

という言葉です。子ども1人1人が当事者であり、意見を持つことが大切です。◯なのか×なのかノートに書かせたり、なんでもいいから予想を書かせたりすることが全員参加の授業になると説明されていました。この話を聞いて、自分の立場を決めることの必要性を感じさせられました。グループワークをして全員に参加させることも大事かもしれないが、実際はもっと最初の段階で1人1人が立場を持つことがその後の活動に繋がり必須であると気づかされました。

 

2つ目は、

 

「他者改善より自己改善」

 

という言葉です。教員は「子どもをより良くしよう」という工夫を多く考え、行います。しかし、それよりも子どもを導く教師自身の人格、見識に磨きをかける「自己改善」が何よりも重要であるということです。教師の成立条件である「信・敬・慕」を備えた教師を目指すためにも自己改善を続けていきたいです。

 

野口先生の講演、懇親会に参加させていただいたのはこれで2回目ですが新たに学ぶことばかりで「早く教師になりたい」「もっと学びたい」と感化されました。野口先生ありがとうございます。春からの教員生活を充実させるためにこの学びを忘れず自己改善を続けていきたいです。(古川)





こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は10月14日に行われた教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきたいと思います。今回の教師力アップセミナーの講師は野口芳宏先生でした。野口先生の講話の中で学び得たことは3つあります。



1つ目は、「話すこと・聞くこと・書くこと・読むこと」の順番についてです。「十分聞いてから話す」、「十分読んでから書く」という順番となり、「書くこと」が1番最後になります。そのため、「書くこと」は「国語の総決算」であると仰っていました。「書くこと」の大切さなどを学びました。加えて、「書く力」を伸ばすためには、見て書くという「視写」や作文、詩を作らせるなど様々な方法があることを学びました。



2つ目は、「分からなさの自覚」についてです。分からないことや間違えることは悪いことではなく、学ぶことができることに価値があると子どもたちに実感させることが必要であると学びました。その上、「分からなかったら、すぐ調べる」のではなく、「分からなかったら、考える」という意識を持たせていくことも重要であると学びました。



 3つ目は、教師として必要なことについてです。野口先生は「信・敬・慕」とおっしゃっていました。「信」は子どもたちや保護者から信頼されること、「敬」は「あの先生のようになりたい」と思わせることができる人になること、「慕」は「別れてもすぐにまた会いたい」と思われる人になることです。この「信・敬・慕」は教師として最も必要な力だと感じました。私もこの「信・敬・慕」のような教師になることができるように日々頑張りたいと思います。



野口先生、大変貴重なご講話をしていただきありがとうございました。現在、中学校教育実習をしている最中なのですが、今回の学びをしっかり生かして頑張りたいと思います。(岡田)