予定では、午前中は鈴鹿市で講演だったが、昨日の南海トラフ地震の注意情報から中止。午後の亀山市での講演は予定通りと確認して、ホテルの部屋で10時30分ごろまで仕事。このホテルを選択したことは正解だったと思うことがいくつかあって、満足のホテル滞在。

　11時ごろ亀山市立東小学校へ向かう。昼食と時間調整で2か所の店に入る。

　午後は、亀山市教育研究部推進協議会生活・総合的な学習部で講演。依頼演題は「表現する力・伝え合う力をつける授業づくり」。今回は、5月の亀山市教育委員会依頼の講演を聞かれた方から、僕の話をぜひとも部会メンバーに聞かせたいという要望をいただき、お応えしたもの。有り難いの一言に尽きる。会場で、さらに別の依頼もいただく。

　講演は、14時から16時55分の長丁場。市教委主催講演で話した内容でよいと言われていたが、生活・総合的な学習の時間に触れないわけにはいかない。冒頭で生活科・総合的な学習の時間の目標を確認する中で、生活科授業を見た時に感じたことや、自分が教頭時代に始まった「総合的な学習の時間」のいろいろなエピソードを思い出して、30分ほど話す。

　その後は、表現する力や伝え合う力をつけるための様々な手法を提案。画期的な手法はなく、教師がそのような子どもを育てたいという思いをしっかり持って、価値づけを続けることが重要という主張。10分間の休憩をいれたが、このテーマでの3時間は、さすがに疲れを感じる（笑）。楽しく聞いていただいている様子に気持ちを高めながら、お約束を果たしたつもり。

　帰宅。無事3泊4日の講演日程がこなせたことでほっとする。明日からしばらくは家に籠って体力を回復したい。