研究室日記

2025年3月8日仕事日記

公開日
2025/03/09
更新日
2025/03/09

仕事日記

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 7時ごろ家を出て大学へ向かう。土曜日だが重要会議があるため。研究室で仕事日記書き。9時から入学者選抜委員会。10時から臨時教授会、続いて審査教授会。終了後、大学を出る。


 高速SAで昼食。帰宅。来週3月13日の愛知教育大学の飯島康之先生退官記念行事、特に昼の部の段取りを始める。ちなみに僕は実行委員長を仰せつかっている。飯島先生がメーリングリストでの予告中の授業構想をもとに、シンポジウムのためのプレゼン作り。


 15時から16時30分までオンライン「第37回 個別最適な学び研究会~次期学習指導要領改訂に向けて色々考えよう 令和の学びはどこに向かうのか~「諮問」から見えてくるもの~」を視聴。講演者は、文部科学省初等中等教育局教育課程課教育課程企画室長の栗山和大さん。武藤課長同様に、次期学習指導要領改訂に向けての重要な論議点を示し、ご自身の見解も述べられる。思いもしっかり伝わってきて、心動かされる。特に「タテの関係とヨコの関係のイメージ」を栗山室長の話からより具体的に把握できたことが大きな収穫。自分なりに他の事例で考え直してみたい。


 FBで20年ほど前のNHKスペシャル映像「よみがえる教室~ある校長と教師たちの挑戦~」を知り、さっそく視聴。ある校長とは在任中にガンで命を亡くした大瀬校長。放映当時に観たときは、余命わずかでも授業をする凄い校長がいるものだと、大瀬校長の「いのちあることの大切さ」を子どもたちに伝えようとする執念に感動した記憶あり。現在の立場で観ると、「教育には子どもたちにどうなってほしいかという強い思いがなくてはならない。それがないと薄っぺらな授業になってしまう」と、このごろ授業を見て感じていることがますます強くなった。知識はすぐに手に入れることができる時代になったからこそ、教師がしっかりとした子ども観、指導観をもって、子どもたちに伝えるべきことをしっかり伝える教育が大切なのだと、映像の授業検討会で大瀬校長が先生方に語っておられる姿を観て、思いを強くする。



 昨年の今日は、教授会中に気を失い、病院へ緊急搬送され、8日夕刻から9日深夜まで心臓バイパス手術を受けた日。あれから1年。生かしていただけたことに深く感謝する日。残りの人生の送り方を改めて考える日。