江南市立布袋北小学校訪問からの学び(齋木)
- 公開日
- 2025/03/10
- 更新日
- 2025/03/10
学生の学び
こんにちは!10期生の齋木です。今回は2月18日の江南市立布袋北小学校訪問からの学びを記事にさせていただきます。
まず、4限目に参観させていただいた3つの授業からの学びです。1つ目は、1年生の国語で、前回の内容を振り返ること。見本を提示し、視覚化すること。そして、子どもたちが考える際のポイントを伝えるという重要性に気づきました。2つ目は、5年生の算数です。先生は、答えと式を尋ねるだけでなく、その式になる考え方、更に、言葉や図で説明するなど、様々な答えの出し方を伝えておられました。これは、現在の教育で必要な探究心を育てるうえで、大切なことだと感じました。3つ目は、4年生の国語の授業では、メリハリをつけさせるためにタブレットを閉じるよう伝えること。話し合いのテーマとして、日常につなげること。また、児童らの話し合いの際の机間指導では、より話し合いが盛り上がるよう問いを出し、さらに考えるよう促されていました。こうした教師の働きかけが大切であると分かりました。
そして、昼からは、5年生社会科・6年生体育科の研究授業を参観させていただきました。5年生の社会科の授業では、自然災害についてでした。先生は児童らが考えが出せない際に問いかけをし、ヒントを与えたり、単元目標に戻り考えるべきことを確認したりされていました。こうした先生の姿をみて、教師は、クラス全体の理解度を把握し、困っている子どもがいる際は、置いていかないように支援するなどの対応が必要であると気づきました。6年生の体育科は、跳び箱運動で、準備運動や本時の活動でも常に児童たちの発言で進められており、児童主体の授業方法を把握することができました。
最後に玉置先生の講話からの学びです。先生のお話を聞いて、特に「自由進度学習」について学ぶことができました。特にこれが生かせる科目として、体育があります。体育は、今回参観させていただいた授業のように、児童自らが、一人一人の課題を見つけ、必要なことを考え自分で進めていくことが大切だそうです。また、単元構成を最初に伝えることで、更に児童たちが個人の目標を時間を考え、児童たち自身の学習計画が出来上がっていきます。そして、それを児童同士で共有し、助言を出し合うことができます。そして、これは教師が児童たちに「~したい」と思わせる教師の努力も必要です。教師としてできることは行い、少しでも児童たちの意欲が出せるように工夫しようと思いました。
今回も様々な重要なことが学べました。このような貴重な機会を頂きありがとうございました。この学びを将来、教師を目指すものとして、生かしていこうと思います。(齋木)