研究室日記

第2回教師力アップセミナー渡辺道治先生からの学び(石川・森山)

公開日
2025/06/16
更新日
2025/06/16

学生の学び

こんにちは!玉置ゼミ10期生の石川百音です。


2025年6月15日、私たちは「教師力アップセミナー」にて、教育現場での豊富な経験と温かい人柄で知られる渡辺先生をお招きし、2時間にわたる講演をしていただきました。

渡辺先生節の効いたお話は、笑いあり学びありのとても充実した内容で、時間が経つのがあっという間に感じられました。その講演での学びを書かせていただきます。


■ 教師に求められる“基礎力”とは?


講演の中で印象に残ったのは、「教師が鍛えておくべき基礎能力とは?」という問いかけです。渡辺先生は、「声」「目線」「立ち姿」といった、一見シンプルで身近に感じる部分にこそ、教師としての大切な力が宿ると教えてくださいました。


「教師は喋る職業」。だからこそ、話し方ひとつとっても、音程・音量・声質にこだわる必要があるというお話を聞き、改めて“伝える”ということの奥深さを感じました。


また、「喋る前から、すでに人は語っている」という言葉も心に残っています。つまり、教室に立った時の姿勢や雰囲気そのものが、子どもたちに何かを伝えている。立ち姿や目線、そしてにじみ出る表情までをも含めた“伝え方”の重要性に気づかされました。



■ 特別な才能より、“身近な磨き”


私たち大学生にとって、「特別な才能がなくても、身近なところを磨いていけば、それがやがて自分の強みになる」という渡辺先生のお話は、とても大きな励ましでした。


自分にできることから一歩ずつ積み上げていけば、きっと子どもたちの心を動かす教師になれる。そんな希望と勇気をもらえました。



■ 教師の姿勢が、子どもに届く


講演を通して、渡辺先生の「誰一人取り残さない」という強い思いが何度も伝わってきました。講演前には、後ろの席まで声が届いているか、入念に確認する姿も印象的で、「全員に伝えたい」という姿勢に心を打たれました。


先生が教えてくれた、「まずは自分が体験し、楽しみ、その楽しさを伝えることが真の教育」ということは、今後教師を目指す私たちにとって、指針となる大切な学びとなりました。



■ 感謝をこめて


渡辺先生のお話は、教育に対する熱意と愛情に満ちていて、聴いているだけで自然と心が動かされる、そんな時間でした。


講演が終わった後、私は「あんな先生に出会えた子どもたちは幸せだろうな」と感じると同時に、「私も、子どもたちにとってそんな存在になりたい」と心から思いました。


このような貴重な機会をいただけたことに感謝し、これからも学び続け、子どもたちに寄り添える教師を目指していきたいと思います。

(石川)





 こんにちは!10期生の森山です。今回は、第2回教師力アップセミナーでの学びを記事に書かせていただきます。第2回教師力アップセミナーでは、渡辺道治先生にご講演いただきました。去年に引き続きのご登壇ということで、渡辺先生のお話をとても楽しみにしていました。


 渡辺先生のお話から、教師のスキルについて学ばせていただきました。教師のスキルは主に①声②目線③立ち姿の3つがあるということです。これらのスキルは磨き続けていかなければいけない、どんな時でも意識していかなければいけないものだと思いました。


 特に目線についてです。普段何気なく見ている子どもに対しての目線でも、意識して使い分けるととても大きな力になることを感じました。目線1つとっても、にっこりとした目線、キリッとした目線など様々あります。教師は、子ども一人ひとりやその場面に応じて目線を使い分けていくことが大切だと学びました。


 渡辺先生のお話から、声や目線、立ち姿など教師にとってどんなものでも、意識して子どもの前に立たなければいけない、目的や狙いをもって使っていかなければいけないと思いました。無駄なものは何一つ無いし、全てを生かして子どもの前に立つ教師になりたいと思いました。


 教員採用試験の面接を控えているこの時期に、渡辺先生のお話を拝聴できて本当に良かったと心から思った2時間でした。今日この日から磨くことができるスキルを沢山教えていただきました。これから意識して磨いていきたいと思います。そして、全てを無駄にせず教師のスキルを活かして子どもの前に立つ教師になりたいです。

渡辺先生、貴重なお話を本当にありがとうございました!(森山)