研究室日記

6月17日 山田貞二先生による面接指導での学び(10期生)

公開日
2025/06/17
更新日
2025/06/17

学生の学び

6月17日、玉置ゼミの活動として、山田貞二先生に面接練習をしていただきました。


最初は緊張していましたが、山田先生の穏やかな雰囲気の中で、私たち一人ひとりに対して丁寧にフィードバックをくださり、本当に学びの多い時間となりました。


とくに印象に残っているのは、「生徒指導提要とリンクさせて話すと説得力が増す」ということ。自分の教育観や経験をただ話すのではなく、教育現場で求められている考え方と繋げることで、話の芯がグッと強くなるのを実感しました。


また、「人権」についての考えを深めていくことで、自分がどんな教師になりたいかという教育観もより確かなものになることにも気づかされました。表面的な言葉ではなく、自分の中から湧き出る信念のようなものを、大切にしたいと思います。


面接の中では深掘りされることも多くありますが、ピントを外さずに、子どもの姿を思い浮かべながら答えることで、自分の言葉に説得力が生まれることも学びました。ただ「やりたいこと」だけを語るのではなく、現場で出会う子どもたちの多様な姿を想像することの大切さも、改めて実感しました。


そして、何より大切なのは、自分の話すことに裏付けを持つということ。言葉の奥に、どれだけ自分の経験や考えが詰まっているか。それが、聞く人の心に届くかどうかの分かれ目になると感じました。


山田先生、私たちゼミ生一人ひとりの話をじっくりと聞き、丁寧にアドバイスをくださり、本当にありがとうございました。今回の学びを糧に、これからも教師を目指す道を、真剣に歩んでいきたいと思います。(10期生一同)