学園日記

『聞く地蔵、聞かぬ地蔵』(授業者:大久保)

公開日
2017/07/12
更新日
2017/07/12

小中一貫教育

 老僧の、「東のお地蔵様は願いをすぐ叶えてくれるが、西のお地蔵様はなかなか叶えてくれない。しかし、皆、西のお地蔵様に参った方がよい。」という話を聞いた村人が先を争って東のお地蔵様にお参りしたら、村中みんなお金持ちになり、病気の人はいなくなりました。7Aの道徳は、その話を聞いて、「自分はどちらの地蔵にどんな願いをかけるか」を話し合う授業でした。はじめは東の地蔵に願いたいという生徒が多かったが、西の地蔵に「バスケがうまくなりたい」等の願いをする生徒の意見を聞くうちに、「なりたいものがあるなら、自分の力でなりたい。やりたいことがあるなら自分の力でやりたい」等の考えが増えてきました。終盤には、自分で苦難を乗り越えることの大切さが議論の中心になっていました。