小見出しをつける
- 公開日
- 2009/03/12
- 更新日
- 2009/03/12
今日のひとこと
3/12 今日のひとこと
教材研究には、教科書の内容に小見出しをつけるとよい。
これは以前から言っていることである。
ではなぜよいのか。
教科書にある記述を要素に分解して整理をすることである。
分解してそれぞれに名前をつける即ち小見出しをつけると、
教える内容が言語化されるからである。
メタ化されるからである。
例えば、「かけ算の記号の書き順」と小見出しをつけると、
学習指導案に、「かけ算の書き順を指導する」と記入することになる。
そうしないと、教師にとっては当たり前だと思い、ついつい見過ごしてしまうことになる。
すると、子どもにとっては、書き順を指導されていないから、書き順はばらばら、×という記号の形も美しくない。
こんなことになってしまうのである。
ぜひとも教科書にあるすべての行に小見出しをうつことを実行してみてほしい。
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