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グループ学習

公開日
2009/03/19
更新日
2009/03/19

今日のひとこと

3/19 今日のひとこと
授業の途中、グループで話し合ってみようという手法がある。
これは、できない子どもを救うための手だてだと考えられている。
確かに、できる子どもが考えを説明して、できない子どもがわかることがある。
安心して聞くことができるともいう。

だけれども、本当にやるべきことは、できない子どもが自分で考えることである。
その際、どこまで考えたけれど、ここからがわからんと言えることである。

だとすると、グループの中で話し合うときは、ここまで考えたことを明確にして、
その次の一歩をヒントとして出すか、説明することである。

グループ学習のあと、教師は何を求めるべきか。
式と答えなのか。
これでは、学びの足跡は見えない。
「私は、ここまではわかっていたけれど、ここからがわからなかった。そのとき、□□のヒントによってわかるようになりました」
とまで言わせたい。
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