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だれだれがこう言った

公開日
2022/01/13
更新日
2022/01/13

今日のひとこと

1/13 今日のひとこと

昨日、ある大学の先生と短時間ではあるが会話をしました。(ちなみにその先生は教育分野ではありません。)

「講演というと、だれだれがこう言ったと引用話ばかりする人がいる。そんな情報のかたまりの講演は・・・」という。

私は、聞く必要ないよね。と切り返した。その方もうなずいた。

講演で聞きたいのは講演者の考えと意見である。

講演するというのは、これまでの実体験をもとにまた推論をもとにこうしたいと主張することである。実体験というのは現場の修羅場で得た知見である。そこから生まれる推論はけっこう当たる。
志水は、現場の授業での教師と子どもとの格闘を見てきた。また、その後の授業診断での志水と授業者との格闘を体験してきた。どうすればこの先生がうまくなるだろうか、どうすればこの子どもが救われるだろうかという知見の集積をお伝えしたい。

もちろん、志水と異なる意見もあるだろう。それはそれでかまわない。だけれども6000人以上の参観から得た知見は必ず役に立つと思ってアドバイスしている。
現場の学校訪問指導においても、また授業力アップわくわくクラブの会員の皆様に対してもこの知見を注いでいきたい。