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模擬授業

公開日
2009/05/10
更新日
2009/05/10

今日のひとこと

教職大学院は、火曜・金曜のコース(28名)と土曜のコース(5名)がある。

写真は、教職大学院の土曜履修の学生(現職教員)に対する授業である。
土曜履修は自主的に来られている方なので、担任ももち全ての校内業務をもった上で学びに来られている。3年間通うことになる。


「授業づくりの内容と方法1」という授業題目でひらかれているものである。
志水と中妻のTTで教えている。
1限時に「わかるということはどういうことか」について、示範授業のビデオとともに、志水が話した。
2限時には学生に「模擬授業」をしてもらっている。中妻がメインTであった。

写真は、工業高校のIさんが模擬授業した。ハイブリッドカーの話である。小学校の社会科の教材で授業をされた。
これがびっくりで、とてもわかりやすい教材提示と展開の仕方である。ガソリン車と電気自動車との双方から、ハイブリッドカーについて説明をされた。さすがにクルマに対する深い知識があり、しかもそれが整っている。
1限ときに、「五感を介してさまざまな対象を知覚する。」という話をしたが、Iさんはエンジンの匂いをかがせるとか、重さを感じさせるというような場面もあった。児童役も五感にうったえられると感嘆の声があがった。うまい先生は、学校種に関係ないなと思った。お見事でした。もちろん、授業力アップへ向けて次へのアドバイスもした。

理論と実践の融合というが、1限と2限の内容が結びついた模擬授業となった。

[志水廣の公式ホームページ]