本当にわかっているかどうか
- 公開日
- 2009/05/14
- 更新日
- 2009/05/14
今日のひとこと
5/14 今日のひとこと
われわれは物事について、言葉で説明する。
では、このことが本当に分かったかどうかはどうやって確認すればよいのだろうか。
定義に当たる言葉を言えばよいのであろうか。
確かに、言葉で言える必要がある。
でも、言葉だけでよいのだろうか。
算数の少し異なった問題を出すとできないことがある。
それは、本当にわかっていないからである。
本当に「わかる」ということは、なんらかの活動で示すことである。
「3の4つ分」という言葉をわかったかどうかは、
具体事例として、3こ、3こ、3こ、3こと絵で示すことができること。
また、3+3+3+3と式で示すことが゜できることなどがある。
あの手、この手でわかっているかどうかの確認の活動を考えておくことが、教材研究である。
[志水廣の公式ホームページ]
『算数力がつく教え方ガイドブック』p70-71を読んでほしい。