質問のあり方
- 公開日
- 2009/06/25
- 更新日
- 2009/06/25
今日のひとこと
6/26 今日のひとこと
講演会などで、丸投げ質問をする人がいる。
例えば、計算力が弱いのですが、どうすればよいですか。
確かにその人にとっては、必要な質問なんだろう。だから、少ない時間でも答える。
しかし、上の質問は丸投げに等しいので、不勉強な人と思える。本心としては、答えるのに気が乗らない。
これまで私は、60冊の本を刊行してきた。
教材開発、教科書の活用法、発展教材、少人数指導、○つけ法・意味付け復唱法、算数的活動、授業づくりなどの本がある。
これらの中に答えはある。
計算力は音声計算練習法がある。本としても出している。これを実行された上で、質問されるのならば答えたい。
漠然とした質問はさらに困る。
これこれの問題点を克服するには、どんな本がありますかと質問されるのならば答えたい。
講演会でこの質問はなかなかない。
60冊も読めないよね。だったら、「ベスト3は何ですか?」
と質問されたら答える。
先生のこの本の中に、この文章がありますが、これはどういう意味ですかと質問されたのならば、進んで答えたい。
本で学ぶ、実行する、問題点が見つかる、さてどうすればよいか、というような質問がありがたい。
[志水廣の公式ホームページ]