愉しく生きる条件
- 公開日
- 2024/01/02
- 更新日
- 2024/01/02
船井幸雄の人間学
1/2 愉しく生きる条件
「いやなこと、迷うことはしない」ということです。人は好きなことはほうっておいてもするので問題ありませんが、生きていると、ときにはいやなことでも、「しなければならないこと」が出てきます。そういうとき、いやだからといってしないでいると、いろいろな障害が出てきます。
たとえば、仕事が嫌いだからしない。これではこまるわけです。そういうときにはプラス発想をして、いやなことでも好きなことにしてしまえばいいのです。けっして仕事や業務から逃げ出してはいけません。現実の生活では心底からわくわくすることは少なく、気の進まないことが多いはずです。しかし物事はすべて二面性をもっていて、二とおり味方ができる。肯定医的と否定的の二つです。
「これから10年愉しみの発見」サンマーク出版 p 22
解説
楽しく生きる条件の一つとしてね「いやなこ、迷うことはしない」と船井はいいます。
しかし、すべてしないですむわけもなく、仕事はしっかりやれということも言います。その際の気持ちの転換がプラス発想なのです。つまり、肯定的に見れば事態は解決できるともいうわけです。