☆算数の本の執筆 笑瀾万丈11 Web公開
- 公開日
- 2024/03/14
- 更新日
- 2024/03/14
志水 廣:自己紹介・書籍紹介 笑瀾万丈
☆算数の本の執筆
算数教育のことで特筆すべきことは、若くしてすでに本を執筆したことである。啓林館の「算数 低学年の数と計算」という単行本の中で、10ページほど執筆した。割り算の筆算のことを書いた。P3にはしっかりと、志水廣という名前が示されている。
この仕事は、学生時代の友人の岡野久雄氏が私に共同で書かないかと誘ってくれたものである。奈良女子大学附属小学校の大須賀康宏先生の編によるものであった。この編集会議は、大阪の阪神百貨店のレストランで会議と会食があった。集まった先生方は、附属小学校などのベテラン教師であり、すごいレベルの差を肌で感じた。その後、啓林館の教科書の執筆者になるとは、この時点では思いもよらなかった。
なにしろ算数の原稿を初めて書いたのは、25歳の時であった。このときの執筆は本当に苦しんだ、わり算の筆算の実践を書いたのであるが、二年くらいの経験で書くのだから、よくわからず、いろんな本を調べてイメージを作って書いた。できたときは、夢のようであった。職員朝集のとき、同僚に紹介した記憶がある。
教訓:仕事は友人から来る。