長野県千曲市立埴生小学校訪問2
- 公開日
- 2009/12/11
- 更新日
- 2009/12/11
今日のひとこと
長野県千曲市立埴生小学校訪問2
第二学の授業について報告する。
山口先生の授業であった。かけ算とたし算のまじった問題を考えていた。
7cmのつみきを4つと3cmのつみきを積み上げた高さを求める問題であった。
授業の最後の方であった。
私は、教室のうしろにいて私を当ててほしいと合図を送った。ところが、わたしの目の前のM子に当てた。勘違いしたんだろう。
すると、M子は答え始めた。
「7cm+4こ+3cm」と答えたのだ。ただし14cmと答えてしまった。
M子のノートには、式も書かれていない。頭で考えながら答えたのである。
これを西沢先生は、とりあげて、肯定的に受け止めて、用意した教具を黒板にならべて、
7cm×4こ+3cmに導いていた。
M子は、7cmが4こあるという意味で上の式を述べたのである。だから、考え方は合っているのである。
この間の説明のスピードはとてもゆっくりしている。しかし、子どもたちはその説明に対してくらいついている。
この授業の様子を見て、安心感のあるクラスだと思った。
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