ピンチかチャンスか
- 公開日
- 2010/04/19
- 更新日
- 2010/04/19
今日のひとこと
4/20 今日のひとこと
子どもが授業中に「わからない」という顔をする。
こんなとき、教師は「困ったなあ」と思う。
だから、ピンチである。
これが続くと、「わからない」という顔をしてほしくなる。
なんで、わからない顔をするのか。
悲しさから移行して怒りになる。
でもね。子どもが「わからない」という反応を返してくれるからこそ、つぎの手を打てるのである。つまり、ありがたい正直な反応である。
だから、今度は子どもに分からせてあげるチャンスである。
問題は、「分からない」という顔をしたときに、次の一手、二手を考えていないから難しいのである。
この次の一手目は、「どこが分からないのか」を明確にすることと、
二手目は、具体的な図、操作、数直線、例示でわからせることができる。
この二手目を考えておくと事態は打開可能である。
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