京都府井手町訪問
- 公開日
- 2010/05/14
- 更新日
- 2010/05/14
志水廣関係の講演・学校訪問の報告
京都府井手町の小学校と中学校の学力向上のため、22年度よりスーパーバイザーを委嘱された。
昨日、5月13日、井手中学校と井手小学校を訪問した。
午前は、井手中学校であった。9クラスの授業を参観した。どのクラスも教師も生徒も落ち着いて学習していた。昼休みに参観したクラスに対してアドバイスした。たぶん、このような指導を受けることは初めてだと思うが、みなさん真剣に聞き入っていた。授業の密度を濃くするとはどういうことかについてアドバイスしてきた。
午後の会では、井手小学校の授業参観と井手町全体教員の会であった。
5年の鈴本先生の授業であったか、この授業には感動した。3月に志水塾を愛知教育大学で実施したが、各校2名ずつ参加され、計6名が参加された。
このときに参加したのが鈴本先生である。○つけ法はばっちりであった。適用問題定着法は教えていないのにもかかわらず、効果的にフラッシュカードを使われていた。
感動したというのは、最後の問題でつまずいていた子供がいた。その子に対して部分肯定しながら解決されて、そして、最後の場面で発表されていた。「できた」ことを発表されたのである。これこそ、「愛」で育てるだとコメントした。
45分間の授業に連続性があり、子供が常に集中としていた。問題量も多い。
もちろん、次へのアドバイスは指摘したが、愛で育てることの基盤があることに本当にうれしかった。さらに、伸びていくことを期待したい。
これが井手町のスタートだと思うと、前途は明るい。
ありがとうございました。
[志水廣の公式ホームページ]