授業を見ること
- 公開日
- 2010/05/31
- 更新日
- 2010/06/02
今日のひとこと
5/31 今日のひとこと
授業を見るとは、どういうことか。
一言で言えば、教師の意図と子どもの思考の変容を読みとることである。
変容の瞬間の前後を見れば、その変容の事実と原因が見えてくる。
そこで、全体を見ることと、部分を見ることの二つの面がある。
1.全体の流れを見る
(1)指導の筋を後追いしながら見る・・・これは、一時間の展開の仕方をみることになる。
(2)今の状況をみる・・・教師と子どもとは一体化しているかどうか。一体化している授業は良い授業である。
2.部分を見る
(1)教師と子どもとの対応をみる。
(2)教師の動きだけをみる。
(3)子どもの動きだけをみる。
・ある特定の子だけをみる。
・子ども達をみる。
いずれにしても、何かの目的をもって授業を見ることである。また、授業記録を克明に取ることである。
せっかく授業を参観させていただけるのであるから何か一つ得るようにしよう。
[志水廣の公式ホームページ]
写真の授業は、ゆさぶりの場面でとても面白かった。