成果主義の無駄
- 公開日
- 2010/07/22
- 更新日
- 2010/07/22
今日のひとこと
7/22 今日のひとこと
成果主義を言い出すと、成果を測定することが必要となる。
そのために、膨大な評価の資料をそろえることになる。
また、評価のための基準も決めることが必要である。
成果を評定するめに膨大な時間と労力が不可欠である。
成果主義になると、優秀な人が不満をもつ。
そして、自分を認めてくれるところに異動・転職することになる。
優秀な人が抜けた組織はあわれ。
また、優秀な人が来た組織も成果成果と追い立てられる。
確かに成果は上げる必要はあるのだが、周りとの調和を乱してまで、やるべきかどうかはあやしい。組織は、全体の総合力で動く。
調和が乱れると、総合力は落ちる。
だから、長い目で見れば成果主義は、人材の育成の観点など多くの点で無駄の集積となる。
[志水廣の公式ホームページ]