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リーダーシップ

公開日
2010/12/04
更新日
2010/12/04

今日のひとこと

12/4 今日のひとこと
組織を変えるためには、リーダーが方向性を示し、その後、部下が行動を起こすのをサポートすることである。
部下は、普通自主的に組織を改革しようとはしない。
もともと組織の構成員の中で自主的に行動できるのは1割にも満たない。
それをいかにして動かすかである。

この本がいいよ、この研究会がいいよ、この人がいいよと薦めて、行動を起こさせるのである。
広島県、鳥取県の校長先生は、愛知教育大学公開講座に職員を引き連れて一緒になって参加された。
長野県の校長先生は、志水塾のDVDを10部買われて職員に配布して観させた。
広島県の校長先生は、ある小学校で志水の模擬授業があるというので、午後の授業を振り替えて、職員全員にその授業を参観させた。
福岡県の校長先生は、志水の示範授業を観るために、バス1台貸し切りで参観に来られた。
静岡県の校長先生は、公開講座の初日はPTAの会があった。でも、夕方からかけつけた。
メール通信やHPの記事をうまく利用されている。

そこまでやれば、職員は動かざるを得ない。
校長や教頭が動かないで、職員を動かそうというのが甘い。

つまり、何がいいたいのかというと、講師の理念に惚れて、惚れたところを具体的に行動して見せてこそ、職員は変わるのである。
本当は、その校長先生方は、ご自身の教育理念をお持ちだし、指導技術もお持ちである。それでも、志水に託そうとされている。
ここが素晴らしいのである。「我」を捨てているのである。

誰をどのように動かそうというのか、それを明確にしていくこと。それがリーダーの役割である。
[志水廣の公式ホームページ]