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なぜか、うまくいく

公開日
2010/12/16
更新日
2010/12/16

今日のひとこと

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12/16 今日のひとこと
ここ数日、原稿書きに追われていた。
ばだばたといくつかの仕事をこなした。
それでも、ある原稿の校正がなかなか終わらない。
出張のとき、空港の待合室、飛行機の中でも見た。残りは100ページある。

大学の仕事もたくさんあるなかで、原稿を見る必要があった。
大学の研究室で原稿書きをする時間はない。授業と会議と雑務で手一杯である。
自宅に戻ってからである。大学の研究室を出る時間は遅く、自宅に戻るとお風呂とHP更新で終わりである。だから、原稿書きの時間は、時間を生み出せないでいた。
やっと、普通通りに帰宅できた日が2日ほどあった。そこでたまった原稿を書いた。

明日は、印刷所に返却の日である。
夜中に、出版社の原稿を仕上げた。でも校正原稿は手つかず。

やむをえず、朝早く起きて原稿を見始めた。
1時間近く見て、大学に行った。1時間目は
授業があった。その後、すぐに11時から学生が来る予定である。これで1時間はとられる。とろこがなかなか来ないのである。
かかってきた電話では、調子が悪いのでゼミが終わった20時にしてほしいという。
これはラッキーであった。1時間が空いた。
また、この日は午後3人の訪問客があるはずだったが、一人は病気でキャンセルとなった。これもラッキー。時間が一人分空いた。
それでも2人の相談にのったので1時間は過ぎた。

どんどん校正原稿を見ていった。
すると、中学校の原稿のところがでてきた。
私も見て修正したが、中学校の先生にも見てほしいと思った。
すると、K先生が用事で年休とって研究室に15時に来る予定だという。これを知ったのはその日のことである。急遽電話して、来室予定の15時を13時30分すぎに来てもらうことにした。すぐに中学校の原稿も見てもらった。
そして、私の方は15時15分には原稿を見終わった。
K先生も同時に終了。
二人で原稿の確認をした。
終わったら、15時30分。
印刷所がやってきた。
間に合った。

この一日の動きを省みて、偶然が三回重なって、間に合った。
第1の学生は時間をずらすことなった。
第2の訪問客は相手の都合でキャンセル。
第3の中学校の先生は何日か前に訪問予定であった。それも別件で来る予定で、私は当日まで知らなかった。当日の朝、聞いたのであった。
3回偶然が重なるのは、確率的には低い。それが現実に起きた。
なぜが、うまくいった。
ありがたいことであった。
人に感謝、天に感謝であった。

このように、およそ不可能と考えられるほどつめつめの時間帯ではあるが、あるとき隙間が空き、通り道ができる。
本当に必要なときには、道を空けてくれるものである。
ありがたいことである。
[志水廣の公式ホームページ]