我を取る
- 公開日
- 2011/06/11
- 更新日
- 2011/06/11
今日のひとこと
6/9 今日のひとこと
ある人は言いました。
「教員は、我の強い人が多いから、そのような人にはあまり議論をしないのです。」と。
なるほど、そうか。
我を押しつけないと、子どもたちを引っ張れない。だから、我に子どもたちを合わせてもらうように動かす。眼力はその典型かもしれない。
でも、子どもの心と知に共感することがあってこそ、学級経営はうまくいく。
そうすると、我を取ることが一番大事なことである。
まわりの同僚に対しても、我を取ると人間関係はうまくいく。
そうやって考えていくと、教員になった人は、我を取ることを目標にして教職についたのかもしれない。それは、本人には見えない形で履行されていたのかも。教職は、魂の向上にとても向いている仕事だと言えるだろう。
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