現実の数値
- 公開日
- 2011/06/16
- 更新日
- 2011/06/16
今日のひとこと
6/13 今日のひとこと
現実の数値を見なくて、学力アップはできるのだろうか。
今、どの子がどの程度の点数をとれるのか。
これをきちんと把握することから、アップへの道が始まる。
もっと言えば、どの子がどの問題ができて、どの問題ができないかを調べることである。
そこから、授業改善をしない限り、できないことをオブラートに包んだまま授業を進めることになる。
限られた授業時間数で学力をアップしたいのならば、そのくらいの調査をして、繰り返し授業の中で入れていく必要がある。
もう一つ言いたいことがある。ワークドリルで子どもにとって易しいものを使用している学校がある。これは、当面はできるが、実は、習得、活用の観点から言えば、習得の基礎だけを行っているにすぎない。文部科学省の学力テストは「知識」と「活用」の問題があるが、「知識」の問題さえも完全にできるようになるとは言えない。もう少しレベルを上げない限りは、学力向上への対応は難しい。
[志水廣の公式ホームページ]