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新しいこと

公開日
2011/06/15
更新日
2011/06/15

今日のひとこと

6/14 今日のひとこと
齋藤一人さんの新刊『強運』を読みました。
とても面白いフレーズが出てきましたので、紹介します。

「私は新しいことに挑戦するのが好きです。
新しいことに挑戦すると、おもしろいほどうまくいかないし(笑)、
間違いも多いものです。
それを改良して、改良して、いいものにつくりあげていく。
これがなんとも楽しいものです。
そのことを知っていると、人が間違いをしても笑って許せるし、成功したときは共に喜び合えます。」

まさに、その通りで、新しいことをすると、失敗するのです。だから、試行錯誤なのです。
今回、授業力アップわくわくクラブを開始しましたが、これも試行錯誤の連続です。
例えば、メルマガ「悠愉」6月号を先日発刊しました。
4月号、5月号、6月号ともにトラブルが発生します。同じトラブルではありません。なぜか、新しいトラブルが生じるのです。
やってきた原稿をまとめて修正して、加工して、PDFにするだけなのですが、トラブルが生じます。
そのたびごとに、新しい学びを得ます。
6月号もワードの原稿処理の段階で、ページ割り振りがうまくいきません。5月号ではうまく行ったのに6月号ではうまくいかないのです。また、ある人の原稿は、PDF化そのものがうまくいきません。事務局の近藤は悪戦苦闘しているのです。
そこを内地留学生の小田切さんがいろいろと挑戦してくれました。
そして、うまいぐあいにアドビのソフトが別のパソコンに入っていたのを再発見しました。研究室にある予備のパソコンです。それで、PDF化もまたページ割り振りもうまく行ったのです。このパソコンも生き返ったのです。

問題を解決すると、その問題が解決できただけではなくて、新しく成功する道具も引き寄せます。ラッキーなことでした。

さて、志水メソッドに戻って考えてみます。
普段、机間指導しない教師が突然○付け法をし始めると、うまくいかないものです。
そこで、改良しようとするかどうかなんです。
改良しようとするために、DVDを見るとか、○付け法の本を読むとかしないといけないのです。そういう正当な努力もしないで、○付け法は難しいと言うのは、だだっ子の関心・意欲・態度なんです。
○付け法の本は、志水塾の本もあるし、明治図書の本もあるんです。
You Tubeにも実演をのせています。真剣に学びだければ、志水塾に参加すれば良いのです。正当な努力は必要なのです。
それらを見て、読んで学ぶのです。
そして、改良するのです。
そうして、一人前の○付け法ができるのです。

ともかく、新しいことをするときには「おもしろいほど」うまくいかないのは当然であること。そこから、試行錯誤・思考錯誤を繰り返すしか「わかる」「できる」「身に付く」は始まらないのです。
[志水廣の公式ホームページ]