新しい久御山プラン
- 公開日
- 2012/04/13
- 更新日
- 2012/04/13
今日のひとこと
4/13 今日のひとこと
京都府久御山町では、算数の教科書を地域の子どもに合わせた授業展開カリキュラムを作成してきた。
23年度から新学習指導要領にもとづく教科書に変わり、新しい久御山プラン作成に取りかかった。
私がお願いしたのは、教科書の内容は35分で終わり、10分間の習熟タイムを作ることである。
教材研究は志水式の教科書にどんどん書き込む作業である。また、必要なところには、ふせんをはっている。1年間が過ぎた。
佐山小学校のM先生からお手紙がきた。
「昨年は、新しい久御山プランにそった実践の検証ができたことが1つの大きな成果だったのではないかと思っています。1年間の授業を振り返ってみますと、1時間1時間に多くの成果や課題がしっかりみえてきて(教科書はフセンだらけになりました。)それが今年の教師としての一番大きな「授業で勝負!!」できるための教材研究にきっと役だってくれるのでは・・・と。若い人も多く、講師の先生も多い中で、どうやって1時間の授業を作っていくのかを考える時のよいヒントや資料になると思っています。」
久御山プラン作成のために昨年は4月に訪問し、また8月に町全体の作成にも講演と実務作業に助言してきた。まさに、教科書を教えるのではなくて、教科書で教えるカリキュラムづくりである。そこには、ベテラン教師と若手教師との協同学習があった。
今年も継続することでさらに充実したプランができることになる。
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