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○付け法への招待92 示範授業の続き

公開日
2012/05/11
更新日
2012/05/11

算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など

昨日の井手小学校での示範授業を参観された先生からメールが届きました。紹介します。このメールの中に、授業のヒントが詰まっています。

「志水 廣 先生

本日は師範授業を参観させて頂きありがとうございました。
先生のおっしゃておられる「知」と「心」の変容を実感しました。とても楽しい授業でした。
井手小学校の4年生の子どもたちは6時間目でしたが、本当によく頑張ったと思います。
先生が子どもたちにゆさぶりをかけながら考えさせ、すうっと自然に算数の世界へ…
180度より大きい角度のはかり方の学習に入っていきました。おうぎの使い方や黄色
の棒の使い方がとてもすてきで、角度が回転の量であることを視覚的に見せられていて本当にわかりやすかったです。

さりげない先生の一言が子どもを動かせ(頭も手も)、さすが志水先生…と感心して見せて頂きました。

例えば、「下の線ってどの線?」「分度器が2こあったらいいけどなあ…だから工夫せんなあかん、この工夫がいるんや。」「ここまでは180度ってわかってるって印してくれる。」
等々

○付けでも、一人一人に声をかけ、認めておられたので、最初は難しそうに感じていた子も、先生が回られるたびに自信を持ってきたように感じました。最初は緊張からかあまり発言しなさそうでしたが、フラッシュカードではどんどん積極的になり「かんたん」「楽勝」といいながら、笑顔いっぱいで先生の出される問題にくらいついていく姿が感動的でした。
まず、子どもたちに共感し「心」を受けとめ、どの発言も大事に生かされて全体のものとなり、みんなが理解していくすてきな1時間でした。
とびきりのおいしいお料理をいただいたあとのように、幸せいっぱいの気持ちで学校の戻りました。
本当にありがとうございました。
N.M」

N.Mさん、ありがとうございました。