意味付け復唱法への招待1 素直にありのままを聴く
- 公開日
- 2012/06/01
- 更新日
- 2022/04/01
算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など
本日から、意味付け復唱法への招待を始める。100回を目指して書いていく。
第一回目は、意味付け復唱法の基本は、素直にありのままに聴くということである。
そのためには、「我」を捨てないとできない。
「おれ我、わたし我・・・」という気持ちあると、素直に聴くことはできない。
「我」を捨て、子どもの声に耳を傾ける。
ここから出発したい。
ただし、授業は、教師が主導権を握っている。
このとき、教師の「我」という主体性がないと授業を展開できない。
ここに最大の矛盾がある。
教師の「我」で授業はスタートし、子どもの反応には、教師の「我」を捨て「素」になる。子どもの声が教師に素直に耳に入るとき、子どもは自己の可能性へと飛び立とうとする。
「我」をもち、「我」を捨てる。この両面性をもつことで、子どもの声が授業を動かしていく。
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