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第3回 基礎講座 算数好きにする授業力 報告2

公開日
2012/11/04
更新日
2012/11/04

志水廣関係の講演・学校訪問の報告

算数・数学科の授業で、子どもの発表について初級編について語った。
これまでの私の本にはどこにも書いていないことである。

20代の教師にとって、授業をしながら学級づくりをしていくことのために語った。
ベテランの教師にとっては当然のことと思ったがあえて話した。

講演後、ベテランの教師にそのことを伝えたら、私たちも初歩を学ぶことができてよかったという。
つまり、どのように若手に授業の初歩を教えて行くかが現在の緊急の課題であるので、それが良かったという。立場によって学びが異なるということである。
現在の顧問学校の指導や教職大学院の直進学生の実習を見ていて、本当の初歩とは何かを最近考えている。一方で、ベテランの本当に上手い教師の授業も参観する。
このギャップはなかなか埋まらない。
でも、若手教員に希望をともしてほしいので語っている。
基礎講座は私にとって、授業づくりを振り返る場ともなっている。
だから、今回は結構、力(リキ)を入れてパワポをつくり、講演も新ネタで作った。
プレゼンを公開しているので利用してほしい。


ところで、講演の中に長野県の横田茂樹先生がかけつけた。聞けば、飯田市で部活の大会があり、そこから足を伸ばしたという。横田先生は、中学校の音声計算トレーニングの開発者である。びっくりしたけれど、顔を見せてくれて嬉しかった。
一宮の牧野教頭先生も同僚をつれて来られて感心した。公開講座のときもつれてきてくださった。すごいリーダーシップだと思う。