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昭和北小学校訪問2 夢のコラボ

公開日
2013/05/14
更新日
2013/05/15

志水廣関係の講演・学校訪問の報告

森重先生が全体授業をされた。
第5学年のL字型の体積の授業であった。
子どもに勢いがあった。教師の気合いも十分。
教師と子どもとの格闘は素晴らしかった。
自力解決を全員の子どもができていた。
ヒント包含法と○付け法の成果である。

授業前から私に介入してほしいという。
全体授業だよ。介入していいの?
でも、介入の場面がやってきた。
それは、自力解決した直後の場面である。
子ども達に感想をたずねてみた。
「問題を解いてみて、どうだった?」
すると、簡単だという人。これは1人だけ。
その他の人は難しいという。
そして、難しさを聞き出すと、「図から数字を書き出すのが難しい」という。つまり、図から、直方体のたて、横、高さを見つけることが難しいということが判明した。そこで、見つけ方を説明した。
直方体の縦、横、高さの見つけ方である。ポイントは直方体のかどの頂点を見れば分かることである。言い換えると、頂点に縦、横、高さが集まっているのである。
単なる練り上げではつまらない。本当の難所を見つけ、共感・共鳴することである。
森重先生の笑顔が大変素敵であった。
森重学級の子ども達よ、ありがとうございました。

ps 授業の反省会と講演は、授業学級の教室で行った。板書がそのまま残っている。また、その授業の余韻が残っているのがとてもよいからである。