記事

○付け法への招待137 ウルトラマン

公開日
2013/12/04
更新日
2013/12/04

算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など

○付け法への招待137 掲載

自力解決のとき、その答えが不安な子どももいる。このときは、○付けをすることによって答えを確定してあげる。すると、安心するととるもに達成感をもつ。このときも○付けは有効である。

まだ不安な子どもがいる。答えにたどりついていない子どもである。途中の式の段階で留まっている。一つ目の式はかけたけれど、二つ目が分からない。このとき、子どもは助言がほしいのである。その子どもにぴったりの助言がほしい。
まずは、途中まで部分肯定で「合っているよ」と認め、そして、助言のヒントをだす。これを○付け法では声かけと呼ぶ。この声かけで子どもが次ぎへの行動を開始する。そして、「できた!」と心の中で叫ぶ。このできた瞬間に○付けする。この場合の声かけは、苦労したことに対する温かい愛の声かけである。

上の場面は授業の中ではたかだか5分間のことである。
私は3分間で40人を回ることを目標にしている。
机間指導で教師はウルトラマンのごとくやりきろう。
子どもにとっては教師はウルトラマンである。