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○付け法への招待134 ○付け法で「できる」ようになる

公開日
2014/06/07
更新日
2014/06/07

算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など

千葉県のS先生からのメールです。

「うれしいことがありました。5/28の先生のブログでも紹介されていましたが、○付け法ってやはり良いですね。学級の児童は13人と少ないのですが、支援の必要な子がいて、学習支援員や教頭先生が算数の時間に入ってくれます。
学習支援員は、退職された先生です。子どもの自力解決や練習問題をするとき、○付け法をお願いしています。自分がやっていたら、「先生、丸を付けて いっちゃっていいの?」と聞いてくれました。「先生、どんどん○を付けて下さい。それで、つまずいている子を見つけたら指導もお願いします。」と頼みました。「他のクラスではできない子に着くのが仕事だけど、ここに来ると両方できて良い。」と言って、○付けにまわってくれます。
 そのうち、「いいじゃない!」と褒め言葉もどんどん声に出していってくれるようになりました。○付け法の研修をしたわけではないのに、「そう、そこまで 合っているよ。その調子。」「完璧!」「ばっちり!いいよ。」「できるように なったじゃない!すごい!」と、素晴らしい声かけをしています。さすが、ベテランです。計算が遅くて、涙ぐんでいる子に「大丈夫。正しくできるようになったじゃない。あとは、毎日3問でも5問でも練習をしてごらん。練習すれば計算は速くなるから。」と声をかけていました。必ず、プラスの声かけなのには、感激です。
 13人と少ない人数ですが、かなり算数が苦手な子もいて、13−5を筆算でする子がいたり、5−9=4とか、9−5=3と平気でしている子もいます。そういう子が、わり算の筆算のテストをしたら、75点、80点、95点でした。
 「久しぶりに100点取った。」人もいます。2人で○付け法で授業をした成果だと思います。その先生に子ども達のテスト結果を見せたら、一緒に喜んでくれました。「ぐるぐるずいぶん廻ったものね。」と笑っていました。」

嬉しい報告をありがとうございました。