二元論からの脱却
- 公開日
- 2014/07/22
- 更新日
- 2014/07/22
今日のひとこと
7/23 今日のひとこと
「分かる」「できる」授業を保証していくと、算数の面白さが伝わらないという主張がある。
これは本当だろうか。
本当に「分かる」と面白いし、「できる」と面白い。
「分からない」と面白くないし、「できない」と面白くない。
これが子どもの事実である。
問題も解けなくて面白いという子どもはかなり少ない。
この事実に目を向けるべきである。
学習指導要領の目標には、基礎基本の知識と技能を身につけと、共に数理のよさに気づきとある。
どちらも必要である。
そこで、私はさらに、「分かる」の中に3段階あると考える。
第1段階 知っている段階。
第2段階 意味を理解している段階
第3段階 よさを理解している段階。
第2、第3の段階の「分かる」ときには、算数の面白さを分かることがあると考える。
二元論ではどちらかに偏る。
段階論、内包論ならばどちらも生きることになる。