読売教師力セミナー2007 新聞記事
- 公開日
- 2007/11/01
- 更新日
- 2007/11/01
志水廣関係の講演・学校訪問の報告
読売教師力セミナー2007が、読売新聞の特集記事となりました。 2007.10.28
志水廣部分の記事
みなさんに「かかわり合い」という観点から、「愛で育てる数学の授業」をお願いしたいと思います。授業における「愛」とは、ひと言で言いますと、「外化」を促す授業であります。外化とは認知心理学の言葉で、頭の中にあることがらを外に表現するということです。説明型授業は、生徒にだまって聞かせる従来多く見られている授業で、これは生徒に外化させていないわけです。ですから、外化という観点からですと、愛が足りないのではないかと考えております。
生徒に外化させる以上は、教師は正確に受け止めることが大切です。すると、「確認」が必要です。さらに言えば、「できたかどうか」、「わかったかどうか」についての「見届ける」ことが必要なのです。ぜひとも「確認」と「見届ける」ことをお願いしたいのです。
できない子をできるようにするのが授業です。子どもが教師の支援を得て、新しいことを生み出す。教師も子どもも共に学び、成長して、みんながわかる、できるようになるのが「愛で育てる授業」といえます。
[志水廣の公式ホームページ]