部分肯定
- 公開日
- 2008/01/06
- 更新日
- 2008/01/06
今日のひとこと
1/6 今日のひとこと
子どもが、問題を解決しているとき、途中までできることがある。
このとき、子どもに対して「ここまでできたんだね。」と声をかけるか、「ここまでしかできないんだ」と声をかけるのではえらい違いである。
子どもが認められたと思うのは、前者のタイプである。
だから、○つけ法では、「部分肯定」の考え方をしようということである。
たとえ部分でも肯定しようとするならば、子どもの書いたものを読みとらなければならない。これは、解決のプロセスの読解でもある。
教師は、すぐに答えがだせたかどうかに関心があり、結果だけに目がいきがちである。しかし、大事なことは、解決のプロセスに目をやり、その中の部分を「知」と「心」の面で共有化できると、ほんの一瞬だけれどもラポートがなりたつ。この一瞬は大きな価値を生む。
この部分肯定の精神をもって何事にも臨んでほしい。
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