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びっくり情報

公開日
2015/12/11
更新日
2015/12/11

今日のひとこと

用件があって、福岡県のある町の指導主事に電話をしました。その中で、以下の話がでました。

「町の子ども達の学力アップのために、町の全部の小学校に「どの子もできる10分間プリント」(教師用)を使わせたいと考えます。また、中学校には5・6年用を配布します。そのための予算化をしました。」

これを聞いただけでもびっくりし、かつ、感激しました。
さて、その理由がとても素晴らしいのです。

「現在、各教師がばらばらな教材を使っている。これでは、学力について何がどの程度ついたのか明確でない。特に、算数科は積み上げが必要な教科です。その点、「どの子もできる10分間プリント」は、系統性、継続性をふまえて丹念につくられています。だから、ぜひ採用したいのです。だから、大学の生協に注文しますので、よろしくお願いします。」

この話をうかがい、確かにその通りだと思いました。
1週間に3枚の問題プリントを35週分配置しています。一日には、基礎計算、数の構成、量と測定、図形の性質、文章題が入っています。これを1年間でやります。これらの問題配置に系統性、継続性、累積性に留意して配置しました。
一年と数ヶ月かかって作成してきたかいがあると思いました。本が売れたことはもちろん嬉しいことですが、町全体という視点で考えられていることに感激しました。
ありがとうございました。

1枚で説明見本
http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003/doc/56439/1386370.pdf