優しさのある授業
- 公開日
- 2008/01/20
- 更新日
- 2008/01/20
今日のひとこと
1/20 今日のひとこと
この写真は、第2学年の三角形、四角形を判断する導入の授業である。林先生の授業である。
前時に、三角形と四角形の復習をした。このとき、前時に欠席のA子がいた。A子に振ったのだ。そして、答えることができた。拍手がおきた。というのは、朝、A子に定義を教えたからである。ここに教師の「愛」をみた。これはできそうでいて、できないのである。
そして、みんなの前でA子に「できる」場面を創出したのである。私は、こんな授業が好きである。教師は、どの子も大切にするよとさりげなく伝えている。子どもたちも友達ができたことを喜んでいる。
だからこそ、授業中に子どもたちの発想のよい言葉が登場してきた。
夕方、信濃毎日新聞の取材を私、校長先生、そして、林先生が受けた。すると、林先生が思わずつぶやいた。「今のクラスは豊かな発言がでる。こんなに出るのは、教師になって初めてです。」ベテラン先生が告白しているのである。「これまで、いろいろな教育理論を学んで実践してきましたけどなかなかうまくいきませんでした。志水メソッドに出会って、このようなクラスになりました。志水先生の理論が、私にぴったりときたのです。」という。
そういえば、算数数学授業力アップに林先生は参加されたとき、「私の人生が変わりました」といっていた。取材の言葉を聞いて、私も素直に喜んだ。○つけ法・意味付け復唱法の成果を見せられたので、ありがたいと感じた。
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