ひとつの方法が万能ではない
- 公開日
- 2008/02/24
- 更新日
- 2008/02/24
今日のひとこと
2/24 今日のひとこと
多くの学校のコンサルティングをしてきた。
私のところにくる依頼の80%は、何かしら伸び悩んでいる学校である。
どういうわけか、このタイプの学校が多い。
どうすれば子どもの学力があがるか、教師の授業力があがるか。
まあ、お悩み相談である。
幸いにもいずれの学校もそれらのアップを成し遂げてきた。
学校を診断して、授業を診断して、処方箋をわたす。これが今の私の役割なんだろう。
どの学校もその処方箋を実行してくれている。だから、学力アップが現実のものとなる。
ただし、一つの方法だけで成功したかというと、そうではない。いろいろと組み合わせるのである。
校長、職員、子ども、地区などさまざまな要因がある。これらでできそうな処方箋を探し出してアドバイスするのである。この学校ができそうなことを探し出して処方箋をかくわけである。
朝学校を訪問して、夕方帰るまでに処方箋を見つけるのである。これが見つかると晴れ晴れとした気分で学校をでることになる。
学校改革のドラマとしては、「京都府和束小学校」の本がおもしろい。
『算数科:学力アップ大作戦!「わかる・できる」喜びを味わわせる授業の創造』
http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html?bango=4%2D18%2D517726%2D7
[志水廣の公式ホームページ]